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2015年9月
動産担保の資金調達サービス
トラックを実勢価格で評価
中古トラックの販売・リース事業を手掛けグリーンベル(川崎市、葛西宜行社長、グリーンオートリース事業部☎044・980・0035)は、トラックを動産担保として資金調達を行うリースサービス「ABL48」を展開し、運送業界や廃棄物処理・リサイクル事業者から好評を得ている。中小企業の産業活性化と経費削減につながるとして、今後一層の提案を進めていく。
金融庁は2013年2月、ABL(動産・売掛金担保融資)の積極的な活用を推進する施策を打ち出し、中小企業等が経営改善・事業再生等を図るための資金や、新たなビジネスに挑戦するための資金の確保につなげようとしている。こうした社会情勢を受け、同社では動産としての価値が高いトラックを担保にしたサービスを展開している。
同社は約1200台を掲載する情報誌「ゲットラック」を発行するなど、中古トラック販売事業での豊富な実績を生かし、「トラックの価値を理解していることが強み」とする。
税務上の簿価ではなく、㈶日本中古トラック査定協会による査定を行い、市場の実勢価格に基づいた評価に対して融資枠を設定している。
サプライヤーと融資を希望する企業とのマッチングを図ることで、従来はリース対象になりにくかった商材もリース販売を可能とした。車両を利用したまま、調達した資金を高額な必要機材の購入などに充てることができるため、廃棄物収集運搬・処理など環境ビジネス業界からの相談件数も増えているという。
掲載:「循環経済新聞」(外部サイト)