HOME > ニュースリリース > 整備工場を無料査定ステーションに!修理時に買取査定!
グリーンベル(葛西宣行社長、川崎市麻生区)はトラック整備工場でトラックの無料査定サービスを展開している。6日現在、協力工場は全国で150ほど。
来夏までに300工場に拡大したい考えだ。修理、見積もりと共に買い取り査定も行うことで、ユーザーの利便性を向上させている。
同社が発行する中古トラック情報誌でフリーペーパーの「ゲットラック」を置いているトラック整備工場をトラックの「無料査定ステーション」と位置付け、各工場に“営業マン”になってもらう。工場が査定依頼を取りつけ、査定する。
代替え時や不要車両、修理が必要な車両などの査定価格が、修理代金と一緒に分かれば、ユーザーは自動車解体業者などに足を運ぶ手間が省ける。
葛西社長は「それぞれの代金が一度に分かれば、ユーザーは検討しやすくなる。また、修理見積もりをしたにもかかわらず、買い取り査定を依頼していた別の業者に売り払うなど気まずい思いもしなくても済む」と利点を強調。
また、「トラックの無料査定ステーションの全国展開は例がなく、参加を希望する工場は急増している」とも話し、「工場にとってもサービス拡充というメリットがある。ウインウインの関係を構築していきたい」としている。
ゲットラックは、2010年3月に創刊し、12年春には発行部数が2万部を突破。1000両の車両に加え、事業用不動産情報なども掲載している。編集長の会社取材や出張などの様子を紹介する「ゲットラ通信」も好評だ。
取り扱う車種は、ウィング、平ボディー、ユニック、ミキサー、ローリーなど多種多様で、車両価格やリース料金などを記載している。
中でも、大・中・小型のトラックを1か月から利用できる短期リースが伸びてきている。繁忙期や荷主の急な要請、新車が納車されるまでのつなぎ、事故・故障などの際に活用されているという。納車準備期間は5~10日が目安。自社の営業ナンバーで使えることも強みの1つだ。
掲載:「物流ニッポン」(外部サイト)