HOME > ニュースリリース > 運送業者を総合支援◆月刊誌やサイトに不動産情報
2011年8月25日
【神奈川】「運送事業者向けの不動産情報サイトは恐らく初めての試み。土地の確保に困った時はぜひとも活用してほしい」。中古トラックの買い取り・販売事業などを手掛けているグリーンベル(葛西宣行社長、川崎市麻生区)の尾形美幸編集長はこう呼びかける。
今月、運送業者を対象とした不動産情報専門サイト「エステートスコープ」を立ち上げ、駐車場や倉庫用地の情報提供を本格的に開始。グループ会社のドリームワーク(村田真美社長、東京都新宿区)の情報提供に基づき、グリーンベルの専門スタッフが現地を調査して適不適を判断した上、尾形氏の手でサイトに掲載する。
土地の面積や写真をはじめ、賃料、販売額、所在地も明示、個別ニーズに合わせた検索が可能。物件は関東地区をベースに段階的に200~500件まで引き上げていく方針だ。自社で発行している中古トラック月刊情報誌「GETRUCK(ゲットラック)」にも今春から事業用不動産情報を併載、複合メディアを駆使して運送業者をバックアップしていく。
同社は中古トラックを核に幅広いサービスを提供している。情報誌は国内初のフリーペーパーで、現在の発行部数は2万部を超え、掲載車両数も既に500両を突破した。
扱い車種は、冷凍・冷蔵車、ウイング車、平ボディー、ユニック車、ダンプカー、ミキサー車、パッカー車、トラクタヘッド、ワンボックスカー、タンクローリー、粉粒体運搬車、軽トラックと多彩にそろえる。
さらに、リースや保険などのサービスと併せ、7月には2店舗目のショールーム「東名青葉店」(川崎市麻生区)を開設。今月末をメドに松戸店(千葉県松戸市)のオープンも予定している。
尾形氏は「グリーンベル1社でトラックのユーザーをトータルサポートすることが可能。コンサルティングの経験も豊富なので、どんなことでも気軽に相談してもらいたい」と訴える。