HOME > ニュースリリース > 中古トラック「ショールーム」2店舗目、営業開始
【神奈川】中古トラックの買い取り・販売事業などを展開しているグリーンベル(葛西宣行社長、川崎市麻生区)は今月末から、中古トラックのショールーム「東名青葉店」(同区)の営業を開始する。東日本大震災に伴う中古トラック需要の取り込みも視野に入れ、400平方メートルの土地を賃借して常時10両前後の中古トラックを陳列するほか、整備場も併設して顧客のニーズに即応できる態勢を構築。中古トラック情報誌とリアル店舗を融合させたPR戦略を推進していく方針だ。
店頭にラインアップする中古トラックは値段を表示し、常駐スタッフが来店客の対応に当たる。入り口の床面には、自社で発行している中古トラック月刊情報誌「GETRUCK(ゲットラック)」のロゴをペイントするとともに、トラックをデザインした看板を設置して集客を図る。
従来は神奈川県厚木市などに構える展示場に商品を保管しているため、現物の確認を望むユーザーの要請に素早く応じるには限界があった。本社の至近距離にイメージショップを出すことにより、商談のスムーズな進展が見込めるという。
中古トラック情報誌は国内初のフリーペーパーで、現在の発行部数は2万部を超え、掲載車両数も500両を突破。扱う車種は、冷凍・冷蔵車、ウイング、平ボディー、ユニック車、ダンプカー、ミキサー車、パッカー車、トラクタヘッド、ワンボックスカー、ローリー、軽トラック、散水車と多岐にわたり、小型から中型、増トンタイプ、大型まで豊富に取りそろえる。
さらに、事業用不動産情報を併載する取り組みも新たにスタート。グループ会社とタイアップして首都圏を中心とした車庫用地などの物件を60件くらい紹介、中古トラック情報誌の付加価値を高めて運送会社の経営を側面からサポートしている。
葛西社長は「ショールームは、昨年10月に開設した大宮店(さいたま市西区)を皮切りに2店舗目で、8月末にも松戸店(千葉県松戸市)のオープンを予定している。イメージ戦略の一環として、幹線道路沿いの10か所程度に看板も掲げていく。今後も中古トラックを活用した経営改善を提案したい」と話している。