ゲットラ通信 vol.2
円高・デフレ・リーマンショック・東日本大震災と逆風の吹き荒れるなか、
トラック関連企業にとっても生き残りをかけ、
逞しく頑張っている姿が感じ取れた今回の開催でした。
トラックメーカーの出展は日産自動車と日野自動車の2社でした。
日野自動車
ハイブリッド車全面アピール
【日野自動車株式会社】様では、ハイブリッド車両が大きくPRされていたのが印象的でした。
燃費効率が約20%改善されているとの事です。(詳細はメーカーにご確認ください。)
燃料高騰による輸送原価の値上がりは、運送会社にとっても経営を大きく左右する要素で、CO2削減も併せ、
今後トラックにもハイブリッド化が進んで行くと思いました。
SGモータース
電動式ルーフキャリアを独自開発
SGホールディングスグループ【SGモータース株式会社】様では宅配車両の技術やセーフティ輸送の観点から、
作業の安全性や製品のセキュリティーを重視した、電動ルーフキャリア搭載の電子ロック付 ボトルカーを出展していました。
この電動ルーフキャリアはキャリア自体を可動式にすることで、回収した空き缶を荷台の屋根に積むなど、高さ2m以上の
屋根上での作業を軽減し、女性ドライバーでも楽に積み込める様に工夫されていました。
また宅配時のセキュリティー面では、一般貨物にも搭載できる非接触型のキーを採用。
半年後を目標に、発売開始したいとの事でした。
運送会社が自ら車両開発を行うなど、今後の日本の産業のあり方を勉強させていただきました。
SGモータース株式会社 代表取締役社長 谷本氏
トプレック
発電式冷凍装置「GBS」を展開
冷凍機専門メーカー【トプレック株式会社】様では発電式冷凍装置「GBS」を展示していました。
電動型コンプレッサーの採用により、エンジン低回転域からの冷却能力が向上しています。
更に専用バッテリーを搭載することで、トラックのエンジン停止中に約90分もスタンバイ装置無しで冷却運転が可能に
なっています。
高品質を求められる貨物輸送に対応したモデルとの事でした。
販売実績は現在200台ほどとなり、従来の型より5%~UPで導入できるとの事。
また同社には冷凍庫内に冷凍板融解熱を利用した冷却装置もラインアップしています。
更に燃費のよい車両になり、CO2削減にも効果がありそうです。
トプレック株式会社 課長 山本氏
ゲットラック無料配布
株式会社物流ニッポン新聞社ブースにて
我々ゲットラックチームは【株式会社物流ニッポン新聞社】様のご協力で、ゲットラック10月号を新聞「物流ニッポン」と一緒に
無料配布していただき、総数700部が完配いたしました!!
ありがとうございました(スタッフ一同)。
株式会社物流ニッポン新社様 会場前のブース