トップページ > コラム一覧 > 運送会計.comレポート 運送経営コンサルティング コラム一覧 > 運送業の儲け方教えます vol.13
新たな投資は利益を生まなければならない。
これはビジネスシーンでごく当たり前の常識ですが、こと運送業界においては『増車=赤字』という先行投資型ビジネスである。
これを疑問視してこなかったのか…?
運送業を取り巻くサービスは昔のままである。
赤字が8割といわれるこの業界も、運送会計.comの池尻所長に言わせると
『実態に合わせると黒字の運送業の方が多いです』
とあっさり答える。
これまで、本コラム『運送業の儲け方教えます』で述べてきた償却の適正化を図ることで、まず黒字化が出来るとの事。
10年使う車両は10年で償却すれば良いんです!とは所長の言葉だ。
償却不足を気にする運送業の社長さん達に実際の価値を査定すれば、償却不足というような償却過多なのは一目瞭然。中古トラックの価値も10年以上評価されてるのに、税務で資産価値を計っては赤字になっちゃいますよと。
明日から黒字の業務にする事が可能なリースをクローズアップしましょう。
4tのウィングのリース料は14万ぐらいが相場ですよね。これは5年リースで、残価5%ぐらいまで経費化する基本的なリースプランです。これでは、今までの運送事業だと赤字業務になってしまいますね。
10年償却型リースプラン『財務UPリース』プランなら7万円のリース料に7万円の補償金を毎月支払うんです。
キャッシュフローは同じ14万円の支払いが、会計処理は半分の7万円を経費で、もう半分の7万円は積立補償金として定期貯金扱いになるので、必然的に黒字になるリースプランなのです。
実際のトラックは5年後も充分価値が残っており、実態経済に近い会計報告が出来ます。リース料としての経費額が少ない為、計上する利益も増えるという構図になります。
1台1台の利益が確認出来たら、次はさらなる利益を上げる為の投資に向かうことが可能になります。
家賃は経費、返済は資産の積み上げ。土地や倉庫などを借りるのではなく買うことで、会社の利益率は大きく変わります。インタンクの設置や、増車する事による販売管理費の希釈など、益々利益が出る会社になっていきます。経営者は運転手ではなく事業家としての戦略を持たなければなりませんね。
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