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運送会社のコンサルティングを始めて
『あれ?運送会社ってこんなに儲かるの!?』と目を疑いました。
赤字会社が多い中で改善できるポイントが沢山ある事に気付き、クライアントの活気を取り戻す事が楽しみの一つとなりました。
さて今回は高収益運送事業に向かい何をすべきか!
まずは自分を知りましょう。次に改善ポイントを抽出し、財務とマンパワーと損益を調整しながら優先順位を決め、アクションする。この作業はどの企業も一緒ですが、バランスが悪いと崩れやすくなるので、一歩ずつ進めて行きたいと思います。
この間接コストは売り上げるトラックの経費として、1台ずつに振り分けられます。
150万÷15台=10万/台
そして稼働日数で割ると1日の間接固定原価が分かります。
例)稼働日数が25日の場合
10万÷25日=4,000円/日
1台4,000円が会社へ納める管理コストです。
例)稼働日数が25日の場合
50万÷25日=20,000円/日
1台20,000円が1日の直接固定費原価です。
200km÷5km/?×130円=5,200円
今日の直接変動費は5,200円が原価です。
予算化合計金額 3,620円
全国平均売上の4.5%前後が修繕費であり、ここでは6%を予算化。
相殺出来ない消費税額は売上の5%が平均的。(人件費、税金、保険など消費税の適応から外れた仕入なので相殺できない)
この様に毎日稼働車両表に売上と原価を計上して『日計表』を作ると、どの車両が赤字でどの荷主の条件が良いか!などが見えてきます。さてこれを把握した時点で、改善すべきポイントが見えてきました。
もし15台を同じ条件で運行していたならば、この会社の1ヶ月の赤字は15万ですが、この会社を最大1ヶ月350万超の黒字にする事ができます。
低収益運送事業から高収益にするにはどこから手をつけたら良いのか!?また、どうやったらそうなるのか?
次回では あなたの会社の商品とは? 売れ残りを抽出し、売上を上げる作業に入ります。
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