時代を読む2022
アフターコロナとインボイス制度でチャンス到来!?
運送事業全般
外食に観光、イベント関連が動き始め、久しぶりの繁忙を感じ取った年末であったが、
アルミや半導体といった海外依存の部材などに生産をストップせざるを得ない製造業も一部では見られ、
万全ではない状況が今しばらく続きそうである。
EC系のお届けサービスは巣籠もり以降も定着し、相変わらず好調であった。
職を失った産業にも徐々に回復傾向が見られ、元の職場に戻る労働者もあり、
運転手への転職組の出現はしばらくは期待できない。
軽貨物事業に衝撃!インボイス制度で収入10%ダウンに
一般貨物事業にはあまり関係のないインボイス制度の導入だが、理解はしておいた方がよさそうだ。
インボイス制度とは消費税の非課税事業者と取引してもそこで支払った仕入れの消費税が
自社の売上消費税と相殺できない!という衝撃的な制度である。
軽貨物事業者は外注扱いしていた個人事業主への支払い外注費の消費税を二重払いするか、
その分の消費税を支払わないかの二択となる。個人事情主からしたら実質10%収入ダウンになるわけだ。
個人事業主時代の終焉である。
軽貨物ドライバーを辞めて、運送会社へ転職してくるドライバーは間違いなく増えそうだ。
働き方改革2024年問題も
外圧により労働時間の短縮を求められた日本政府は日本人の労働時間を圧縮しなければならず、
不本意ながら強制的に労働時間を削らざるを得ない。
そんな背景の中、いよいよ2024年にはドライバー職の労働時間の制限が始まる。
これにより、運賃を値上げせざるを得ず、下請け産業の運送事業には酷な環境となる。
労働時間及び、拘束時間を管理しなければならない。月の時間外労働は45hまで。1日2hまでだ。
休憩時間を入れると1日12hが限度という事になる。
荷主と配車の形態について真剣に話し合わなければならない。
事業計画で生産性をUPさせ生き抜く力を備えよう
大変な時代に突入したという事を認識し、受け止め、ここを新たなスタートラインとし事業の計画を立てましょう。
現状の見える化、課題抽出、生産性や合法配車体系への改善計画をしなければなりません。
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