こんにちはMIUです。
物流ニッポンの記事に、
弊社を御贔屓して頂いている丸和運輸機関様が掲載されておりましたので、ご紹介させて頂きます!
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物流ニッポン 2024.8.30の記事より
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AZ-COM丸和HD◆AZ-COMネット
創立10周年で記念事業
AZ-COM丸和ホールディングスが展開するパートナー企業のための経営支援ネットワーク、一般社団法人AZ-COM丸和・支援ネットワーク(AZ-COMネット、和佐見勝理事長)は2024年度、創立10周年を迎えた。これを記念して今年度は様々な事業を展開する。まずは11月の10周年記念研修会までに会員数を2500社に拡大し、更なる飛躍を目指していく。
海外視察相次ぎ開催
記念事業の第1弾は、7月に実施した3団体共催の海外視察研修だった。和佐見理事長が会長を務める日本3PL協会に加え、日本小売業協会(野本弘文会長)との初めての合同視察。「第1回アセアン最新流通・物流視察研修」と銘打って、7月22~27日の4泊6日でマレーシア、シンガポール、インドネシア3か国を訪問した。
参加者はAZ-COMネットから18人、3PL協会から17人、小売業協会からは8人の計43人で、団長は和佐見氏が務めた。マレーシアでは、地元大手物流企業や大手スーパーの物流センターを見学。シンガポールでショッピングセンターなどを視察し、2億8千万人の人口を抱え東南アジア諸国連合(ASEAN)最大の成長市場であるインドネシアでは大手スーパーの本社や物流センターを見学したほか、日本大使館で書記官によるブリーフィングも行われた。
インドネシアに関しては、新型コロナウイルス禍の2022年11月に同国で開催された第20回アジア太平洋小売業者大会で、和佐見団長がAZ-COM丸和ホールディングス代表取締役社長としてビデオ講演を行ったが、今回2年越しに現地訪問が実現。同国小売業協会のロイ・マンディ会長はじめ関係者と交流を深めた。
参加者からは「これまでのAZ-COMネット単独の海外研修とは違って、小売業の実態を学べることができ、非常に有意義だった」などの声が聞かれた。3団体共催の海外研修は今後、あと2回(欧州、米国)の開催を予定しているという。
記念事業の海外視察研修の第2弾は、9月21~27日の5泊7日で行う欧州視察。ドイツ、オランダ、スイスを訪問するが、一番の目玉となるのが、ドイツ・ハノーバーで隔年開催される世界最大のトラックショーの見学だ。ドイツではメルセデス・ベンツのトラック工場を視察するほか、スイスではスイスポストの物流センター訪問などを予定している。
海外視察研修は、2015年秋から始めた欧州物流視察を皮切りに、年3回のペースで実施している。途中、コロナ禍による3年余りの中断があったが、23年秋から再開。24年2月に実施した米国視察で開催回数は13回となり、訪問した国は延べ23カ国を数えた。今後も米国、アジア、欧州で年3回のペースを継続していく計画だ。
取得支援サービス開始 運転免許
AZ-COMネットは、今年5月に開かれたジャパントラックショーに、前回2022年に続き2回目の出展をするなどトラックショーへの関心が高い。
今回は、23年6月に災害対策基本法に基づく「指定公共機関」に指定されたことを受け、BCP(事業継続計画)事業への取り組みを強調。今年の元旦に発生した能登半島地震への対応を踏まえ、展示ブースに設置したパネルでは「国・自治体に対する支援」「企業に対する支援」それぞれの在り方を示した。
17年8月31日の埼玉県吉川市、松伏町を皮切りに始まった自治体との「大規模災害時の支援活動に関する協定」は、今年8月22日の石川県との締結を含め、累計75自治体(26都道府県、49市区町)に及ぶ。多くはAZ-COMネットと自治体との2者協定だが、BCP意識の高まりを背景に、地元のパートナー企業を加えた3者協定が増えてきた。早い時期に、全47都道府県との協定締結の実現を目指している。
創立10周年となる今年度だけの記念事業として企画しているのが、11月に長野県軽井沢町で開く記念研修会だ。11月7日、株式会社刀(大阪市北区)の森岡毅CEO(最高経営責任者)を招き、特別講演会を開催することを予定している。森岡氏は経営危機にあった大阪のテーマパークをV字回復させたことなどで知られている。参加者は300人を想定しており、翌8日はゴルフコースと観光コースをそれぞれ選択できるようにするという。
支援メニューでは、6月にリリースした、スマートスキャン株式会社(古川淳社長、東京都千代田区)が提供する「スマート脳ドック」が人気だ。ドライバーが罹患(りかん)する確率の高い脳血管疾患対策として、会員は特別料金で受信できる仕組み。全国230施設以上の健康ネットワークを駆使して、全国どの施設で受診しても同一料金を保証する。受付から30分程度で終了するほか、健康管理システムを利用すれば検査結果などを一元管理できるのもメリットとなっている。
また、8月1日にリリースしたばかりなのが、ジップラス株式会社(金坂茂社長、東京都渋谷区)が運営する「運転免許取得支援サービス」。同社が提携している全国110校の自動車教習所への合宿免許プランを紹介するサービスで、AZ-COMネットの会員にとどまらず、従業員やその家族まで「最低価格」とする特別料金で受講できるのが特徴だ。
和佐見理事長自らが講義を行うことで人気の「経営者コース」は今年も9月から開講する。自身の半生を振り返り、企業経営の秘訣(ひけつ)を本音で語る研修は今回で第7期を迎える。今後は3PL事業やフィジカルネットワークの研修も企画していく。
今後もたゆまぬ努力でパートナー企業の成長エンジンを加速させていく。問い合わせは、AZ-COM丸和・支援ネットワーク事業局(03-3212-1111)まで。